2014年08月
2014年08月26日
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お盆休みも終わって、今夜は静かな週末になるだろうと思っていたらストレンジャーの方が来店してくれて、ジントニックをジンリッキーのようなレシピで注文され、飲まれてから、「サイレントサード・カクテル」が注文された。
私は数十年前に作ったことを思い出して、ラルースカクテルブックで調べると「サイドカー」カクテルのスコッチウイスキー版でした。甘さを控えめにして作りました。
その方はカクテルグラスの表面にアイスフレークが浮いている間に飲み干された。
表情からおいしさが伝わり隣にいた「アイラ フリーク」の常連客もアードベックで作ってと、そのカクテルを作りました。また、隣も飲みたいと作りました。
ストレンジャーの方が帰られて「あのドリンカーは、飲み手の有段者だろうとキャリアを感じた」とサイレントサード・カクテルに感染した常連たちは感心していました。
サイレントサード・カクテル
このカクテルは色彩もシンプルでデコレーションもなくこの100年間に星の数のように誕生してきたカクテルの中で、今もスタンダードカクテルとして愛される「サイドカー」カクテルはパリの有名ハリーズバーのハリーマッケルホンの1930年頃の創作と伝えられています。
このスコッチウイスキーバージョンが「サイレントサード」カクテルです。
ジンベースにすると「ホワイトレディー」ウォッカベースでは「バラライカ」ラムベースすると「エクスワイジー」とネーミングは変わります。
べースごとに飲み比べるのも楽しめると思います。
2014年08月20日
先週、大阪のテレビ局からローカルテレビ局に出向した方が半年ぶりに来店してくれ、夏の甲子園大会に、代表校が出場したのでテレビと地元紙の記者たちを引き連れてきてくれました。
先々週は台風が2度も来てで大きな被害になり大会は2日延期されて開幕され翌日からは代表校の試合を取材するそうです。
最初にカクテル通の方が「ハリケーン」カクテルを注文して「ペパーミントを少量にしてグリーンミントを使ってください」と注文通りに作るとハリケーンカクテルを一気飲みされ仲間の方が驚かれました。
彼は「代表校の試合の日は台風や大雨が来ないようにと願いを込めて」飲み干したそうです。
この台風11号は大阪の「淀川花火大会」も中止にしました。
これから秋にかけて台風が来ないことを祈ります。

ハリケーンカクテル
ウイスキーベースのこのカクテルはクールなホワイトペパーミント使用しますが注文ではグリーンカラーのペパーミント使いました。
ベースの琥珀色のウイスキーとシェーカーの中でグリーンミントは混ざりエメラルドグリーンに変化して暑い夏の日のショートカクテルとして涼しい色に仕上がりました。
2014年08月02日
1339年イングランドとフランスが戦争を始めた「英仏100年戦争」の始まりで1453年にフランスの勝利に終わると英国はヘンリー2世の時代から英国領であったワインで有名なボルドーを失ってボルドーワインが入荷できなくなり、英国のワイン商人たちはポルトガルとスペインにワインを求めた。
両国のワインは「アルコール強化ワイン」のため輸送にも強く「旅のできるワイン」であった。
ポートもシェリーも英国に樽で輸送され、飲まれた空樽はスコッチの原酒を詰め貯蔵された。
昔からワインもブランデーも樽貯蔵された酒は熟成することは知られていたので特にスペインのオーク樽に詰められたシェリーの空樽はスコッチの原酒を詰めると香りも味も色も変化して100年戦争がもたらしたスコッチにとっては好材料になった。

ロングモーン蒸留所のサンプル瓶
ダークカラーのサンプルはシェリー樽1964年蒸留の12年熟成物と、もう1本はヨーロピアンオークで熟成のもので当時のA, シャンド所長は75年当時でもバーボン樽の使用が多くなりシェリー樽貯蔵はスペイサイドでも少なくなったと不満のようでした。

グレンファークラス蒸留所の75年のニューポットが詰められたシェリー樽
当時のジョングラント社長はスパニッシュオーク樽にこだわるのは、今は良質のシェリー樽が供給されているが、シェリーも現在では英国に樽で輸入されなくなり将来、シェリー樽は不足して高価格になりシェリー樽熟成のボトルも高価格になることを心配していました。






